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Ranius ラニアス

なぜ、先生が足りないのか。

2030年までに4,400万人。その6割は、辞めていった先生の穴です。足りないのではなく、続けられない仕事になっている——ここから始めます。

課題

2030年までに、4,400万人

世界で足りなくなる、先生の数です。

4,400万人

2030年までに不足する教員

2億7,300万人

学校に通えていない子ども(7年連続で増加)

3,110万人 / 1,280万人

不足の内訳:中等教育 / 初等教育

4,400万人の、内訳

58% 2,550万人 辞めた先生の、穴埋め
42% 1,850万人 子どもが増えて、新しく要る席

足りないのではありません。6割は、辞めていった先生の穴です。

UNESCO Global Report on Teachers 2024(4,400万=離職補充 2,550万/新規ポスト 1,850万。中等 3,110万・初等 1,280万)/ UNESCO GEM Report 2026

なぜ、捨てるのか

先生という仕事には、鍵が3つあります。

時間

全部か、ゼロか。
「週5時間の先生」は、いない。

場所

その学校に、いること。

片道

出たら、戻る道がない。

3つとも、同じ人をはじきます。—— 他に、人生がある人。

文部科学省 令和7年度「教師不足」実態調査 / UNESCO Global Report on Teachers 2024

いま、やっていること

試作版で、何を確かめているのか

試作版のリンクだけ貼っても、何を試しているのかが分かりません。動いているもの、これから足すもの、12月に確かめることを分けて書きます。

動いている 試作版で、いま触れます

  • 授業が教科と時間で並ぶ画面。誰の授業かではなく、何の授業かで探せます。
  • 見る前に観点を1つ選ぶ導線。「なんとなく見る」ができない作りにしてあります。
  • 授業カード(教科・ねらい・担当)。ここで「この先生に習いたい」が起きるかを見ています。
  • 日本語スクールとしての予約・受講の流れ。12月に実際に子どもが使う部分です。

これから足す 12月の開校までに

  • 授業の録画を取り込んで、秒数つきの根拠にして返すパイプライン。ここがいまの律速です。
  • ルーブリックのスコアリング。AIの評定と人の評定をどう混ぜるか、判断が割れたときにどちらを採るかを含みます。
  • メンターの運用画面。1人あたり何人まで見られるかを上げるための道具です。
  • 子どもへの数問アンケートと、その集計。

12月に確かめる 2026年12月・A/B

  • 免許のある先生のクラスと並べて開講し、子どもの伸びに差が出ないかを見ます(非劣性)。
  • 先生1人を認定まで育てるのに、実際いくらかかったかを記録します。
  • 途中でやめた人がどの工程でやめたかを記録します。
  • メンター1人あたりの担当数の実測値。

よく聞かれること

なぜ日本語スクールから?

いきなり世界の教員不足には手が届きません。需要がはっきりしていて、成果が測りやすい場所から始めます。海外に住む日本人の子どもは、日本語を学ぶ動機がはっきりしていて、上達も見えやすい。工程が効くかどうかを確かめるのに、いちばん条件が揃っています。

「同等」って、何と比べるの?

免許を持つ先生が教えたクラスと比べます。同じ時期に、同じ教材で、同じ子どもたちの層に。差が事前に決めた幅を超えなければ「同等」とします。この幅を始める前に決めて公開するのが、非劣性試験の作法です。あとから都合よく動かせないようにするためです。

うまくいかなかったら?

そのまま出します。「無資格者でも教えられる」は20年前にインドのTaRLが答えを出しています。私たちが賭けているのは、そこではなく「育てる側の単価がどこまで下がるか」です。下がらなければ、この事業は成り立ちません。だから測ります。

試作版は誰が使える?

公開しています。ただし開発中の画面で、載っている先生と授業は架空の例です。実績値ではありません。触っていただいて、分かりにくいところを教えていただけるとありがたいです。

いま証明できているのは、免許を前提にせずに人を育てて子どもの前に立たせることが「できる」ということだけです。それが「安くできる」かどうかは、まだ誰も確かめていません。12月は、そこを測るために開きます。

※ 試作版は開発中です。掲載している先生・授業は体験用の架空の例で、実績値ではありません。TaRL=Teaching at the Right Level(Pratham/J-PAL)。